2009年11月14日

色葉みち 色はいろいろ 老いふたり・・・

 紅葉前線が里山に下り、紅や黄色の華やかな景色が展開されている。
この季節の雑木林に優るシブイ秋色景色はない。
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 透過光で見る紅葉や黄葉に里山はキラキラと華やぐ・・・
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 色葉みち 色はいろいろ 老いふたり・・・淫蕩火
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2009年11月13日

実る秋・・・コブシ

091106takr0116_RJ.jpg091106takr0113_RJ.jpg 田倉山の南斜面には、確か、コブシがかなりあったはず・・・と、登山道から足を少し踏み入れてみたら矢張りあった。赤い果実が少しくたびれたような姿をさらけ出している・・・といっても、コブシがくたびれている訳ではない。コチラ側の勝手な見方でそう見えるだけの話、コブシにとっても実りの秋に変わりはない。コブシの果実もカラスの好物でこの時期になると啄みに集団で現れるコトもあるという。この集合果は裂けてもむき出しになった種子は、糸状のもの(珠柄)でぶら下がっているのでポロリとは落ちないらしい・・・コトを、今回調べていて初めて知った。撮ってきた画像に目を凝らしてみたけれど、珠柄をハッキリ確認できるモノはないが、強いて言うなら右の画像、いちばん下の果袋と赤い果実の間にそれらしきものが微かに認められるようだ・・・まだ黒い種子は現れていないが、この珠丙は黒い種子にまで繋がっているらしい。幾度となく拾っては眺めていたけれど、こんな仕掛けがあることは今まで知らなかった・・・眺めてはいるけれど観察はしていなかったということか・・・いつものコトながら詰めが甘いなぁ。。。







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2009年11月12日

ゴンズイという名の・・・

091106takr0098_RJ.jpg091106takr0101_RJ.jpgゴンズイ ミツバウツギ科
( 【六甲山系植生電子図鑑】)
 この木を見るのも久しぶり・・・数年前に明神山の登山口で見たのが最初だった。何処にでもありそうで、あまり見かけない木ではあるが、田倉山では比較的大きな木を数本見かけた。特徴のある赤い果実をつける頃なので目に止まりやすかったのかも知れない。それにしても、写真に撮った木は大木だった。ゴンズイのこんな大きな木を観るのは初めてだった。この小さな山はゴンズイの生育に適した環境なのかも知れない。ゴンズイは材が脆くて役に立たないので同じような役にたたない魚のゴンズイの名がつけられたという 「ゴンズイ」でWeb検索すれば、その殆どがゴンズイ(権瑞)という名の魚に関するサイトがピックアップされ、見慣れない魚の画像を目にすることになる。樹木の「ゴンズイ」は“権萃”で魚は“権瑞”と漢字では表記されていたけれど字面から判断するだけでも両者に大差は無いらしいコトは想像がつく。この魚は、子どもの頃、川でよく刺された魚「ギンタ(陸に上げるとギィギィと声?をたてた)」によく似ているので、“ぎんた”で検索してみたがそんな名前の魚は出てこなかったけれど、明石ではゴンズイのことを「ギンギ」と呼ぶらしい(この呼び方が近い)・・・ナマズ目ゴンズイ科ゴンズイ属 ゴンズイ、 背びれに鋭い棘を持ち、刺されると強い痛みが何時間も続く。ナマズの仲間では唯一海だけで一生を終えるというから、“ギンタ”と呼んでいたものと同じではないけれど仲間であることは間違いないようだ。因みに各地での呼び名は、「うらご」「ゆるべ」「うるべ」「ぐぐ」「ぎゅうぎゅう」「うぐ」「ぎぎめ」などがあるという。和名の由来は「牛頭魚」(ゴズイオ)から来ていると言う説がある。「牛頭」とは牛頭人身の地獄の鬼神のことで、ゴンズイは頭部が牛に似ていて、背中や胸に毒腺があるので悪魚の意味でそう呼ばれたらしい。いずれにせよ「ゴンズイ」という名前は“樹木”が先か“魚”が先なのか・・・ちょっと面白そうなサイトもあったけれど、いずれも詰め切れず、やや食い足りない。091107mkg0083_RJ.jpg091107mkg0072_RJ.jpg






◆ゴンズイという名の植物があります。樹木の一種です。魚にも、同じ「ゴンズイ」という種名のものがいます。なぜ、植物と魚で、同名の種がいるのでしょうか?
 この謎を解くには、「ゴンズイ」という言葉の語源を、探る必要があります。ところが、この語源が、わかっていません。より正確に言えば、諸説があります。けれども、定説がありません。決定的な証拠に欠けるからです。(図鑑.netブログ: ゴンズイの名の由来は?)

ごんずいが面白い( 趣味の小箱)








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2009年11月11日

雨に濡れてベニハナゲンノショウコ

091101tanb0016_RJ.jpg091101tanb0018_RJ.jpgゲンノショウコ(フウロソウ科 フウロソウ属)
植物生態研究室(波田研)

 野菊、紅葉、ムカゴ、柿・・・あれやこれやと屁理屈をこねている内に時は巡り、もう11月も半ば、季節は晩秋に差しかかる。雨の中でノコンギクを撮ってからもう10日が過ぎた。このベニバナゲンノショウコも同じ日に撮ったので花はすでに無くなっているのだろう。画像の花はゲンノショウコとしては花弁が細いので戸惑ったけれど「ゲンノショウコ」なのだろう・・・検索していて気になったのは正式に「ベニバナゲンノショウコ」という名があるのかどうか、また、どうでもいいことに引っ掛かってしまうのだけれど、ゲンノショウコに詳しい方があれば正確にはどうなのか教えてやって下さい。今週は良い天気が期待できそうにない・・・里山の黄葉も気になるけれど、雨の紅葉景色もいい。






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2009年11月10日

柿三昧、ブランドものを喰う・・・

091107mkg0115_RJ.jpg091107mkg0112_RJ.jpg ブランドもの“富有柿”を親しい知人から頂戴した。この時期になると和歌山の親戚から毎年届くのだという・・・有吉佐和子著「紀の川」で有名な紀の川流域の豊かな風土にはぐくまれ育った逸品なのだった。その知人に言わせれば、今年は甘味など仕上がり具合はイマイチだというのだけれど、シロートの私には“初めて手にする逸品”・・・その色ツヤやサイズは「コレ・・・柿?!」なのだった。この逸品に不満を口にする知人とは、ソートーな富有柿ツーらしい・・・けれど、単なる柿好きのシロートには、そんなこと関係ないので喰ってみたら美味い!甘味も十分・・・あれッ、タネがない!現代の富有柿は“タネ無し”に進化しているらしい。子供の頃に喰った富有柿はもう少し小粒で硬く、歯をたてれば弾けるような感触があり、無論、タネもあったと記憶している。コトの良し悪しはともかく、時代とともに「柿」から「フルーツとしての“かき”」へとブランド街道をバク進中なのかも知れない。いずれにしろ“次郎柿”“富有柿”、あとは干し柿の逸品、“美嚢柿”の仕上がりを待つのみとなったブランド柿三昧の今日この頃・・・深い秋。





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2009年11月09日

天然もの初夜・・・再びムカゴを喰う

091106takr0044_RJ.jpg091106takr0043_RJ.jpg 久しぶりにビールを買った・・・山で採ってきたムカゴを喰うために・・・。ビールを買わなくなってから、もう、1年あまりになる。禁酒を“決意”して呑まずにいたワケではないけれど、何気なく「呑むことを止めてみるか・・・」と思い立ったのが一年前であったというだけの話なのだった。“マグナムドライ”350ml6缶入りを買ってきた。“マグナムドライ”という名前も懐かしい・・・その昔はよく呑んだ銘柄なのだった。正確に言えばビールではなく“発泡酒”なのだけれど、私にはコレが“ビール”なのだった。山で採ってきたムカゴを“初めて食す”ために身構えてしまった・・・という訳なのだった。今回はビールのツマミということで、シンプルに炒めて塩味で喰ってみることにした。熱したフライパンに少し油を引き、水切りしたムカゴを入れ、とろ火にして091107mkg0018_RJ.jpgゆっくりかき混ぜながら落としぶたをして10分あまり、爪楊枝で刺してみたらプスリ・・・いい感触で突き刺さるのを確かめ、軽く塩をふりかけたら火を止める・・・これでOK!ひとつぶ口に入れてみたらホクホク、ホクホクと美味い!・・・お初に頂戴する天然物の味、久しぶりにノド越すビールの味も格別・・・「天然モノ初夜」は“格別づくし”で静かに更けて行くのだった。。。月曜の朝はコーヒーを飲みにやって来る親戚先のお嬢さん、さりげなく出しておいた“ムカゴ炒め塩あじ”に手を伸ばし、口に入れるや「あれっ!美味しいねっ、これムカゴ!?」と、グルメお嬢さんのお口にも召したようで・・・天然物にはシンプルが似合うのか・・またひとつ“初体験”が終わる。

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ムカゴそのものが種なんですよ。
ですから、地中の親芋(自然薯)の条件が悪くなると親芋が移動をしたくなるので栄養は自然薯の方よりムカゴに行って
大きなムカゴが沢山育ちます。
子孫を残すための自然の不思議ですね。

自然薯(山芋)とムカゴの関係です。
自然薯の環境が悪くなった時は
ムカゴに栄養が回って種が大きく育ちます。
ひろがり伸びた蔓に育っていたムカゴが
種として落ちるわけです。

ゼンマイなども何かの拍子で条件が合わなくなると
オスゼンマイと言われる胞子をもったゼンマイが
多くなり胞子を飛ばして新たな場所で子孫を残します









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2009年11月08日

田倉山で天然モノを採集・・・

091106takr0033_RJ.jpg091106takr0072_RJ.jpg 霧の濃い朝、夜久野高原の田倉山へ・・・350mそこそこの低山ではあるけれど、辺りの集落が醸し出す山村の空気感に囚われてもう何年になるのか・・・毎年、二、三度は訪ねている。カエデやモミジの紅葉にはまだ少し早かったようだけれど、この日の朝の景色は素晴らしかった。刻々と動き、消えていく雲海の向こうからボンヤリと起ち上がってくる森や畑・・・ファンタスティック!一瞬であったけれど田倉山で雲海を観るのは初めてのことで天気は上々、旧火口跡を周回する頃には雲ひとつ無い秋晴れになった。091107mkg0053_RJ.jpg091107mkg0005_RJ.jpgゆっくりと流れる時を実感しながらの秋山歩、黄色に色づいたヤマノイモの葉を眺めていたら、先日、縄師・K氏より頂戴した「むかご」の“天然物”がビッシリと付いている。コレを見過ごす手はなかろうと、撮影は、一時中断、“ムカゴ採り”に集中・・・これが、思ったほど簡単には採れず、ムカゴの付いたツルをちょいと引っ張ればパラパラと飛び散ってしまい、まず、90%は地面へ落ちてしまう。見通しの利く道に落ちれば、まだ、いいけれど、殆どが落ち葉や石の間に入ってしまい、見つけ出すにも結構手間がかかってしまうのだった。それでも、この小さな山の至る所で「ヤマノイモ」のツルを見かけ、両手に山盛りほど採るのにさほど時間はかからなかった。“天然物”のムカゴは大きさにもかなりバラツキがあり、いびつなカタチのものも多いけれど、肌ざわりなど、縄師・Kさんに頂戴したモノとは少し違っていてツルツルして光沢があるように思う・・・縄師・Kさんに尋ねてみたら、貰ったムカゴは“うで芋”という芋のムカゴなのだった。“天然モノ”と、どう違うのか・・・天然物は撮影しただけでまだ喰ってはいない。ムカゴづいてしまった秋日和、なにやらホクホクする午後なのだった。


◆ヤマノイモは日本原産の野生種で山菜の王者と呼ばれ古来より親しまれてきました。秋から冬にかけてムカゴとイモを採取する。イモは粘りが強く、とろろめしは、格別である。

ヤマノイモの茎と葉
 ■ 巻きついて伸びます・・・アサガオと同じ巻き方 ・・・葉は対生につく。


◆間違いやすい植物: 苦いトコロ(オニドコロ)がある。葉が自然薯より若干丸くまた互生している。

オニドコロの茎と葉
 ■茎の巻き方・・・ヤマノイモと違う反アサガオ巻き・・・葉は互生につきます。



 










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2009年11月05日

デザートは いつも次郎柿なのだった・・・

091029toti0098_RJ.jpg091029toti0101_RJ.jpg次郎柿
(野菜果物辞典)
 あれは、いつだったか・・・確か、冷たい風が吹いた日・・・から“鍋暮らし”が続いているのだった。寒い日は、なんと言っても鍋、ナベに限る・・・ナベに優るモノは無し!から始まったのだった。キムチ鍋の出汁を買い、キャベツにニラ、豚肉、それに白菜やキノコとややアッサリ鍋路線を狙ったつもりが、量が多くて食べきれず翌日の朝はいつも通り、パンとコーヒー、昼は前夜のキムチ鍋にうどんを入れて済ませたけれど、まだかなり残っているので、夜はまたキムチ鍋の残りにごまみそ鍋の出汁を少し加え、手羽元を少々、大根と人参を薄く削りそれに白菜、ネギを加え野菜多めの“ごまみそキムチ鍋”?ついつい色々入れてしまって、またしても食べきれず…朝はパンとコーヒー昼は鍋にうどんを入れて済ませ夜が来た・・・夕べの鍋がまだ残っていて手羽元の骨のダシが加わりイイ味が出ているので、残っていた「ごまみそ鍋」の出汁を加え豚肉と手羽中を少々、キノコに白菜、大根に人参・・・ごまみそ出汁が野菜の味を引き立てなかなか旨いのでかなり喰ったけれど、まだ少し残っているので小さい器に移し置き、翌朝はパンに珈琲・・・先ほど鍋の残りにうどんを入れ昼食を済ませたばかり・・・なんとか“鍋”にピリオドを打ち、鍋のアトのデザートを勤め続けてくれた「次郎柿」、その弾けるような風味を噛み締めながら、最後の一個をしみじみ味わい尽くした“超大作・鍋物語”の午後なのだった・・・。この秋は山歩きこそ思うようには出来なかったけれど、栃の実、ムカゴ、ブナの実、ミズナラのどんぐり、今年はウラ年というのに次郎柿、美嚢柿、それに“うでいも”・・・と、「縄師・Kさん、贅沢な秋をありがとう・・・・」なのだった。・・・・・ところで、今夜はナニ鍋にするか・・・?? キムチ鍋、もつ鍋、チゲ鍋、ちゃんこ鍋、コラーゲン鍋 、豆乳鍋、トマト鍋、ごま鍋、牡蠣の土手鍋、とんこつしょうゆ鍋、塩バター鍋、カレー鍋、麻婆鍋、坦々ごま鍋、酒粕鍋、ごまみそ鍋・・・・・。







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2009年11月04日

なりきり野郎・・・黒木間蝶

091031tanb0001_RJ.jpgクロコノマチョウ(黒木間蝶)
( [ 大阪市とその周辺の蝶 ] )
 朝、笹の中へ足を踏み入れたら黒い蝶が飛び出した。アノなりきり野郎、クロコノマチョウなのだった。向かい側の道に下りたので、どうしても撮ってやろうと眼は逸らさず、睨み続けながら移動するのだけれど、コレがなかなかうまく追い切れずに見失ってしまうコトが多いのだ。今回も一瞬見失ったのだが、なんとか捉えることができた。夏型らしい・・・この蝶には季節型があり、私のようなドシロートには判定し辛い。091031tanb0030_RJ.jpg 世代交代は、年一回とは限らず、種類によっては2回、3回と繰り返し、モンシロチョウは年に5・6回も世代を繰り返すものもあるという。

 季節型とは世代を繰り返す中で、羽化(蛹から成虫になること)する季節によって形態的な変化が現れる現象です。たとえば蛹などで越冬し、春に成虫になったものを「春型」と呼び、これ以後に発生したものを「夏型」と呼んでいます。また、成虫で越冬した蝶が春に産卵し、夏に成虫になったものを「夏型」と呼び、その夏型以後に発生したものを「秋型」と呼んでいます。
(蝶の調べ)








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2009年11月03日

ブナの果実

091029toti0013_RJ.jpg091029toti0090_RJ.jpg ムカゴ飯についての記述以来、礼儀正しいお嬢さま方のバッシングの数々・・・アノ高級料理を・・・、アノ珍味を・・・コトもあろうに、鹿のフンとか、うさぎのフン!?無知にもホドがある・・・ネコに小判、ブタに真珠、馬の耳に念仏・・・etc いやぁ〜ッなんと言われようとも・・・縄師・Kさんの誠意に素直な心で応える・・・“コレぞ私の誠意”なのだった。今回の「ブナの果実」にも縄師・Kさんの“凝縮された誠意”を感じるのです。弾けたブナの果実(タネ)と果皮の完璧な姿・・・美しい!アートです。現在はトチの実と一緒に、私の「FBox」に鎮座しているのだった・・・「FBox(Fantastic Box)」=エロボケ爺の秘蔵庫(プラスチックケース)で五体揃ったタマムシ、ウバタマムシの遺体などが入っている・・・ツヤツヤした果実(タネ)とドングリの殻斗にあたる果皮部分の完璧な姿には惚れぼれする。ブナの木の実は蕎麦によく似た形をしているところから、別名「山ソバ」とも呼ばれているらしい・・・ブナの実を愛でつ冬想う雪だより・・・。







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